2026年 新年のご挨拶

八鹿病院からのお知らせ




公立八鹿病院組合 管理者よりご挨拶
公立八鹿病院組合
管理者  春名 常洋

新年あけましておめでとうございます。

昨年2025年は、団塊の世代の皆様が後期高齢者となることで、社会保障費や人材の不足が深刻化する年として「2025年問題」と言われ対策が講じられてきましたが、いよいよ本格的な高齢化社会、2026年を迎えました。昨年は、当組合の各施策にご理解、ご支援を賜り、誠にありがとうございました。

昨年のニュースで私の印象に残ったものに、阪神・淡路大震災から30年、夏の猛暑、熊被害などの自然関連のもの、そして、オーバーツーリズムや2馬力選挙といった少なからずSNSが影響したものなどがあり、度々考えさせられました。一方で、大谷翔平をはじめとする日本人選手の大躍進があり、同胞を誇らしく感じた1年でもありました。

そして、政治の世界では、高市政権が発足、その施策に注目が集まっており、当組合でも、特に医療・介護の再編や報酬改定などの動向を注視していく必要があります。同政権も医療費削減と保険料引き下げの二重の圧を受け、厳しい舵取りを強いられており予断は許されませんが、当組合にも診療報酬や補助金増額にどうしても期待せざるを得ない、厳しい経営事情があります。

しかし、自らの経営改善の道は避けては通れません。そして、医療・介護サービスの質、構成市町や他の関係機関等との連携のあり方など、広範に渡って点検し対応するチャンスでもあります。

先日、たまたま読んだ行動経済学の本には、「選択肢が多すぎて、その選択を止めてしまうことを決定麻痺という。」とありました。我々は、決定麻痺に陥らないよう着実に改善を重ねていかねばなりません。

新年には少し不相応な現実にも触れましたが、西南但馬地域の医療・介護の今後を支えていくために、職員が一丸となって使命を果たしていきたいと思いますので、引き続きのご支援をよろしくお願いします。

末筆となりましたが、新年が皆様にとって、ご多幸に満ちたかけがえのない1年となりますよう祈念し、新年のご挨拶に代えさせていただきます。



公立八鹿病院 院長よりご挨拶

公立八鹿病院
院長  西村 正樹

新年あけましておめでとうございます。
皆さまには健やかに新春をお迎えのことと心よりお慶び申し上げます。

約20年を遡る構造改革政策の流れの中で医療制度改革が進められ、診療報酬や薬価の抑制による医療費の相対的削減が続いてきました。その結果、全国の公立病院は経営の厳しさを増し、 とくに過疎地域の病院では医療を継続すること自体が大きな課題となっています。私たち八鹿 病院も、急性期から回復期、在宅支援までを担うケアミックス病院として、この地域に欠かせない役割を果たしていますが、経営の厳しさは例外ではありません。とは言え、救急医療、小児医療、介護支援といった採算の取りにくい分野を支えることも、当地域の医療基盤を守るために必要です。

昨年度はPET-CTの稼働も軌道に乗り、高齢者医療の主要分野であるがん診療や認知症診療をより充実させることができました。これにより、これまで都市部の病院に頼っていた高度医療の一部が当院で受けられるようになるとともに、経営改善にも資する結果となっています。地域の皆さまの安心と利便性の向上につながったことは、大きな成果と自負していますが、病院経営の状況はますます厳しく、人件費の上昇(人事院勧告)、物価や燃料費、医療材料費の高騰に加え、医療福祉予算の抑制が続くなか、今後の病院経営が危ぶまれる状況にあります。それでも、地域の皆さまの命と暮らしを守るという使命を果たすため、職員一同、知恵を出し合いながら努力を重ねてまいります。

今後も、地域の皆さまとともに歩みながら、限られた資源を最大限に活かす体制づくりに取り組み、「地域で完結する医療」を目指し、皆さまが住み慣れた場所で安心して暮らし続けられる社会の実現に貢献することで、信頼される病院であり続けるよう努めてまいります。変わらぬ ご理解とご支援を心よりお願い申し上げます。

新年を迎え皆様のご健康とご多幸を祈念するとともに、変わらぬご厚情とご支援をお願いいたします。

 


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